カルボニル基(読み)カルボニルキ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「カルボニル基」の意味・読み・例文・類語

カルボニル‐き【カルボニル基】

  1. 〘 名詞 〙 ( カルボニルは[英語] carbonyl ) 二価の有機原子団で、アルデヒド、ケトンの官能基。化学式 >C=O

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルボニル基」の意味・わかりやすい解説

カルボニル基
カルボニルき
carbonyl group

2価の基 >C=O をいう。これに2個の有機原子団がついていればケトン,その1個が水素の場合をアルデヒド,その1個が水酸基の場合をカルボン酸という。一酸化炭素が金属原子に配位した錯化合物を総称してカルボニルまたは金属カルボニルという。たとえばカルボニル鉄 Fe(CO)5 などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む