ネフリン(その他表記)nephrin

デジタル大辞泉 「ネフリン」の意味・読み・例文・類語

ネフリン(nephrin)

腎臓糸球体にある濾過ろか膜を構成するたんぱく質
[補説]腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する一方身体に必要なたんぱく質を尿に出さないようにしている。ネフリンの遺伝子に異常があると、糸球体の濾過機能が低下して、血液中のたんぱく質が尿に漏れ出し、先天性ネフローゼ症候群を引き起こす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android