ネベスコルボ鉱山(読み)ネベスコルボこうざん

最新 地学事典 「ネベスコルボ鉱山」の解説

ネベスコルボこうざん
ネベスコルボ鉱山

Neves-Corvo mine

イベリア黄鉄鉱帯西部の南縁,ポルトガル南部にある銅・錫鉱山。上部デボン系のグレイワッケ,下部石炭系の珪長質火山堆積岩類が母岩。鉱化年代は約355Ma,310Maの変成作用が重複。7鉱体があり銅・錫品位の高いのが特徴。鉱石には主体をなす塊状鉱,上盤側の縞状鉱,下盤側の網状鉱。鉛・亜鉛と硫化鉱は主に塊状鉱。鉱石鉱物黄銅鉱閃亜鉛鉱,方鉛鉱,四面銅鉱,錫石,黄錫鉱。代表的な鉱石品位:銅塊状鉱: Cu 8.19%,Zn 1.06%,銅・錫塊状鉱: Cu 15%,Zn 1.99%,Sn 1.49%,錫縞状鉱: Cu 1.60%,Zn 0.07%,Sn 3.83%,鉛・亜鉛塊状鉱: Pb 1%,Zn 5.5%,Ag 60ɡ/t。鉱量は銅鉱2.7Mt,銅・錫鉱3.6Mt,鉛・亜鉛鉱44.4Mt 硫化鉱73.0Mtで確認・予測を含めた既知埋蔵量は約1.48億t。1977年潜頭鉱床発見,88年開山,粗鉱年産3.5Mt(2021年)。

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