ノコル(その他表記)Nökör

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノコル」の意味・わかりやすい解説

ノコル
Nökör

モンゴル帝国の成立期に遊牧諸族の長に仕えた家臣の一般的な称。原義は「友」であり,対等な友人の称でもあったが,歴史用語としては家臣を表わす。これを西欧封建制の主従関係における従士にあてるとする説もあるが,近年主人への隷属性が強調され,上の説は疑われている。それは遊牧君長の最も信頼できる軍事的奉仕者であり,また家内雑役も分担チンギス・ハンに奉仕したノコルは,おもに帝国成立後,軍事,行政組織千戸集団の長に任命された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む