日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノテチ川」の意味・わかりやすい解説 ノテチ川のてちがわNoteć ポーランド北西部の低地帯を貫流する川。ドイツ語名ネッツェNetze川。全長361キロメートル、流域面積1万7200平方キロメートル。ワルシャワ西方180キロメートル、標高100メートル余りの周氷河丘陵に発し、いくつかの湖沼を結んで北西流し、ビドゴシュチ付近からモレーン(氷堆石(ひょうたいせき))の背後の低地帯をほぼ西流してバルタ川に合流する。ビスワ川とはビドゴシュチ運河で結ばれている。粘土のある所で耕作が若干行われている。[三井嘉都夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例