ノナマイ(読み)のなまい

日本歴史地名大系 「ノナマイ」の解説

ノナマイ
のなまい

漢字表記地名「沼前」のもととなったアイヌ語に由来する地名。「東海参譚」に「岩崎なり」とある(文化三年四月一五日条)。「のなまい」(「津軽一統志」・享保十二年所附)、「ノマナイ」(「東海参譚」、板本「西蝦夷日誌」)、「ノナマエ」(「蝦夷日誌」二編、板本「西蝦夷日誌」)、「ノナヲマエ」(「蝦夷日誌」二編)のほか、「のな前」(狄蜂起集書)、「野那舞」(津軽一統志)などと記される。「狄蜂起集書」に澗があると記され、一六七〇年(寛文一〇年)からのシャクシャインの戦のなか、西蝦夷地の事情を探るために派遣された弘前藩の牧只右衛門が当地に着船している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む