ノルボッテン県(読み)ノルボッテン(その他表記)Norrbotten

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノルボッテン県」の意味・わかりやすい解説

ノルボッテン〔県〕
ノルボッテン
Norrbotten

スウェーデン最北部の県。県都ルーレオーボスニア湾フィンランドノルウェーにそれぞれ接し,国内最大の県。サミ人 (いわゆるラップ) とフィン人が多く居住する。ノルウェーとの国境近くにスウェーデン最高峰のケブネカイセ山 (2111m) がある。キルナとイェリバーレ周辺では鉄鉱石が採掘され,鉄道によってルーレオーや冬季は不凍港ナルビク (ノルウェー) に運ばれ積出される。ルーレ川発電に利用され,主産業である鉱業開発の原動力となっている。面積9万 8906km2人口 26万 4834 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む