精選版 日本国語大辞典 「ノルマンディー公国」の意味・読み・例文・類語 ノルマンディー‐こうこく【ノルマンディー公国】 九一一年、ノルマン人の首長ロロが建てた、北フランス、ノルマンディー地方の公国。一〇六六年、ギョーム(ウィリアム一世)のノルマン‐コンクェスト以後主としてイギリス領になっていたが、一二五九年フランスに併合された。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ノルマンディー公国」の意味・わかりやすい解説 ノルマンディー公国【ノルマンディーこうこく】 911年ノルマン人の首長ロロが西フランク国王シャルル3世より北フランスの地ノルマンディーNormandieを受けて建国。1066年のノルマン・コンクエスト以後しばしば英領となったが,13世紀初めフランスに併合された。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
旺文社世界史事典 三訂版 「ノルマンディー公国」の解説 ノルマンディー公国ノルマンディーこうこくNormandie 911〜1066フランスのノルマンディー半島からセーヌ川河口一帯にあった公国ヴェルダン条約後の混乱に乗じて侵入したノルマン人の首長ロロに,911年西フランク王シャルル3世が与えた封地。11世紀にはアンジュー伯に対抗して強大となった。1066年のノルマン−コンクェスト以後イギリス領となったが,1204年フィリップ2世により奪還され,1259年ルイ9世により,正式にフランス王国の一部となった。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報