ノールラン県(読み)ノールラン(その他表記)Nordland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノールラン県」の意味・わかりやすい解説

ノールラン〔県〕
ノールラン
Nordland

ノルウェー北部,ノルウェー海に面する県。県都ボーデー。県域の3分の2は北極圏に属する。居住可能な地域はフィヨルドの発達した海岸線に沿う狭い平野にほぼ限られるが,内陸谷間でも小規模の酪農業が行われている。主要産業はタラを中心とした沿岸漁業で,ノルウェーの総漁獲量の8分の1を水揚げする。不凍港ナルビクはスウェーデンの豊かな鉄鉱山キルナ,イェリバーレと世界最北端の鉄道で結ばれている。磁鉄鉱の重要な鉱床ドゥネルランスダール (渓谷) にある。面積3万 8327km2。人口 23万 9856 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む