ハインケル(読み)はいんける(英語表記)Ernst Heinkel

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハインケル」の意味・わかりやすい解説

ハインケル
はいんける
Ernst Heinkel
(1888―1958)

ドイツの航空機設計者。ドイツ南部のグルンバッハ出身。工学博士。ハンザ・ブランデンブルク飛行機製作会社の技師長を経て独立、ハインケル飛行機製作所を設立し、戦闘機爆撃機、連絡機など多くの機体を供給した。またジェット機開発に努め、1939年に世界最初の単発ジェット機He178型の試作成功、1941年には最初の双発ジェット戦闘機He280型も製作したが、再生産はされずに終わった。

[青木謙知]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android