20世紀西洋人名事典 「ハシントベナベンテ」の解説
ハシント ベナベンテ
Jacinto Benavente
1866.8.12 - 1954.7.14.(1945.説あり)
スペインの劇作家。
マドリード生まれ。
別名Jacinto Benavente y Marúnez。
近代スペイン演劇の代表者。マドリード大学を中退し文筆の道に入り、1894年処女戯曲「他人の巣」を発表。ウィットに富むしゃれた言葉と巧みな作劇術により、貴族や上流社会を風刺した作品を数多く書き、当時のスペイン演劇界を刷新活性化した。1922年ノーベル文学賞を受賞。他の作品に「土曜の夜」(’03年)、「奥様」(’08年)、「作られた利害」(’09年)、「呪われた恋」(’13年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報