ハッダ遺跡(読み)ハッダいせき(その他表記)Hadda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハッダ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ハッダ遺跡
ハッダいせき
Hadda

アフガニスタンジャラーラーバードの南 8kmにある仏教遺跡。3~5世紀頃栄えた。『大唐西域記』の醯羅 (けいら) 城がこの地にあたる。 1922年以来フランス隊が調査テペ・イ・カラン,テペ・イ・カファリファ,バーグガレなどの遺構がある。ギリシア様式の仏教美術石材でなく,スタッコを用いて表現されている。

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