がれ(読み)ガレ

デジタル大辞泉 「がれ」の意味・読み・例文・類語

がれ

がけくずれで岩石がごろごろしている急斜面がれ場

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精選版 日本国語大辞典 「がれ」の意味・読み・例文・類語

がれ

〘名〙 山崩れなどのために岩石がごろごろころがっている、急な斜面。がれば。〔現代術語辞典(1931)〕
※谿間にて(1959)〈北杜夫〉二「ガレを登りきると」

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百科事典マイペディア 「がれ」の意味・わかりやすい解説

がれ

高山地帯の山腹および谷底にみられる大小角礫(かくれき)よりなる斜面。森林限界〜雪線間の高山では,水分の凍結融解のくり返しによる地表の岩石の物理的風化作用が激しく,山地を構成する岩石は割れて大小の岩屑(がんせつ)になり山腹を構成し,一部分は谷に沿って流下する。

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世界大百科事典(旧版)内のがれの言及

【登山】より

…氷河の頭頂部にある半椀状の地形。 がれ山腹に崩壊した土砂や岩石が堆積しているところ。〈ざれ〉〈ざり〉などともいう。…

※「がれ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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