はつり

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

はつり
はつり / 削り

たがねとハンマーを使用して工作物を削る作業。工作機械ややすりで機械加工をしたときに削り取れなかったところにたがねを当て、ハンマーでたたいて削り取る。鋳物や鍛造品のばりを取るのにも、はつり作業が行われる。細い棒や薄い板を切断したり、軸受メタルの油溝(みぞ)をつけるのにも、はつり作業が行われる。現在は機械加工の補助的な作業として行われるにすぎない。コンクリートに溝を掘る作業も、はつり作業という。[中山秀太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のはつりの言及

【鋳物】より

…鋳込みには,これに付随して,掛堰の配置と準備,揚りの調整,炉前試験,測温,湯の量(鋳込量)の管理,揚湯のつぎたしの作業があり,また発熱剤を振り掛ける作業もある。(8)鋳仕上げ作業 型ばらし,はつり,砂落しの作業。鋳込みが終了し,冷却された鋳物は,上下の鋳型の鋳枠を止めていたボルトをはずして鋳物を取り出し,湯口,湯道,堰や押湯,揚りを切除する。…

※「はつり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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