知恵蔵 「ハニカミ王子」の解説 ハニカミ王子 アマチュアゴルフ界の新星として鮮烈に登場した石川遼の愛称である。彼は1991年9月17日生まれ。父親の影響で小さい頃からゴルフを続けてきたが、2007年5月のマンシングウェアオープンKSBカップで15歳8カ月(高校1年生)で史上最年少優勝を果たし一躍注目された。「ハニカミ王子」は、その優勝インタビューの際に中継アナウンサーが何げなく言った言葉で、「ハンカチ王子」(斎藤佑樹)からの流れもあり定着した。切れ長の目と端正な顔立ちで、ファンの中心は「ヨン様」などの韓流ブームを支えた中高年女性で、「息子にしたい」感覚である。後輩の「ぽっちゃり王子」(古田幸希)とのコンビも注目されている。ちなみに、石川は08年1月にプロに転向し、ここでも史上最年少のツアープロとなった。 (稲増龍夫 法政大学教授 / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報