ハビバサラビ(その他表記)Habiba Sarabi

現代外国人名録2016 「ハビバサラビ」の解説

ハビバ サラビ
Habiba Sarabi

職業・肩書
政治家 バーミヤン州知事 元アフガニスタン女性問題相

国籍
アフガニスタン

生年月日
1957年12月5日

出生地
マザリシャリフ

学歴
カブール大学薬学部卒

受賞
マグサイサイ賞〔2013年〕

経歴
カブール大学で薬学を学んだのち、中東医療研究所教授に就任。タリバン政権下の1996年、3人の子供を連れてパキスタン脱出。夫はカブールで、自身はペシャワルNGO(非政府組織)活動をしながら、6年間の離散生活を送る。タリバン制圧後、アフガニスタンでソーシャルワーカーとして学校建設に取り組んでいたところ、政府から緊急召集がかかり、2002年アフガニスタン暫定政府の女性問題相に就任。職業訓練など女性の自立支援施設を整備する傍ら、各国に自国の状況を説明する外交を行う。同年10月国連人口基金東京事務所開設を機に初来日。2004年退任。2005年よりアフガニスタン史上初の女性知事としてバーミヤン州を治める。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android