脱出(読み)ダッシュツ

精選版 日本国語大辞典 「脱出」の意味・読み・例文・類語

だっ‐しゅつ【脱出】

  1. 〘 名詞 〙 抜け出すこと。のがれ出ること。
    1. [初出の実例]「佗人の説著のごとく挙して、三復参究すべし。さきより脱出あらん」(出典:正法眼蔵(1231‐53)法性)
    2. 「這処等に浪士等脱出(ダッシュツ)せしも水戸の磯村に走るもあり」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉六)
    3. [その他の文献]〔史記‐陳余伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「脱出」の解説

脱出〔映画:1944年〕

1944年製作のアメリカ映画原題《To Have and Have Not》。アーネスト・ヘミングウェイ『持つと持たぬと』の映画化監督:ハワード・ホークス、出演:ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ウォルター・ブレナンほか。

脱出〔映画:1972年〕

1972年製作のアメリカ映画。原題《Deliverance》。監督:ジョン・ブアマン、出演:ジョン・ボイト、バート・レイノルズ、ネッド・ビーティ、ロニー・コックス。第45回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。

脱出〔小説〕

西村京太郎の長編サスペンス小説。1971年刊行。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

普及版 字通 「脱出」の読み・字形・画数・意味

【脱出】だつしゆつ

脱却する。

字通「脱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android