日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハマキフクログモ」の意味・わかりやすい解説 ハマキフクログモはまきふくろぐも / 葉巻袋蜘蛛[学] Clubiona japonicola 節足動物門クモ形綱真正クモ目フクログモ科に属するクモ。イネ科植物(とくにイネ)の細い葉を三つに折り曲げ、その中にすむのでこの名がある。頭胸部は黄褐色で上顎(じょうがく)は黒褐色、腹部は褐色で白毛で覆われる。草原、畔(あぜ)、水田に多くみられる。体長は雌7~9ミリ、雄6ミリ。北海道から南西諸島にかけて広く分布する。[八木沼健夫][参照項目] | クモ クモのおもな種類(1)徘徊性〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例