ハムロング岩(読み)ハムロングがん(英語表記)hamrongite

岩石学辞典 「ハムロング岩」の解説

ハムロング岩

細粒暗紫灰色のアルカリランプロファイアで,石英アルカリ─ケルサント岩に近い岩石である.黒雲母斑晶が短冊状アンデシンと黒雲母の石基に含まれ,石基には石英,硫化物方解石多孔質パッチがある[Eckermann : 1928].スウェーデン,ゲフレボルグ(Gefleborg),ハムロング・フョルド(Hamrang-fjord)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android