20世紀西洋人名事典 「ハロルドウィルソン」の解説
ハロルド ウィルソン
James Harold Wilson
1916.3.11 -
英国の政治家。
元・英国首相。
ハダースフィールド生まれ。
オックスフォード大学(’37年)卒。
第二次大戦中に官界に入り、1945年7月の選挙で労働党下院議員になり’47年海外貿易相となり、ついで’47年商相になる。’51年に国防費増加に反対して辞任した。’63年ゲイツケルの死後、労働党党首に就任し、’64年の選挙で首相の座についた。「科学革命時代の社会主義」を唱えたが’67年にはポンドの大幅切り下げを行い、’70年の選挙では保守党に政権をゆずったが、’74年には再度首相になった。’75年に社会契約で労組との和解に務め、’76年3月、60才で突如引退した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報