現代外国人名録2016 「ハロルドクロトー」の解説
ハロルド クロトー
Harold Walter Kroto
- 職業・肩書
- 化学者 フロリダ州立大学教授,サセックス大学名誉教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1939年10月7日
- 出生地
- ケンブリッジシャー州ウィズビーチ
- 別名
- 通称=Kroto,Harry
- 専門
- 炭素材料化学
- 学歴
- シェフィールド大学
- 学位
- 博士号(シェフィールド大学)〔1964年〕
- 資格
- 米国科学アカデミー外国準会員〔2007年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔1996年〕,イタルガス賞〔1992年〕,マイケル・ファラデー賞〔2001年〕,コープリー・メダル〔2004年〕,エラスムス賞〔2008年〕
- 経歴
- ナチスの迫害を避けて英国に移住したポーランド移民の息子。カナダで3年間研究生活を送った後、1967年からサセックス大学に勤務。’85年〜2005年教授。1991年〜2001年ロイヤル・ソサエティ教授。2004年フロリダ州立大学教授。2002〜2004年王立化学協会会長。この間、1985年炭素原子が60個集まってサッカーボール状に結合した分子“フラーレンC60”の生成に成功、’96年R.E.スモーリー、R.F.カールとともにノーベル化学賞を受賞。また、ラグビーボール状のC70も生成。’97年ナイト爵に叙せられる。来日のたびに日本の美術書を探す親日家。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報