20世紀西洋人名事典 「バイロンジャニス」の解説
バイロン ジャニス
Byron Janis
1928.3.24 -
米国のピアノ奏者。
ペンシルベニア州マッキーズポート生まれ。
本名ヤンキテヴィチ ヤンクス。
神童といわれ、少年時代からR.レヴィンらに師事し、1943年NBC交響楽団、’44年ピッツバーグ交響楽団とラフマニノフの第2ピアノ協奏曲を競演。ホロヴィッツに認められ彼の弟子となり、3年間にわたり師事する。’48年カーネギー・ホールで初リサイタル、同年ヨーロッパにデビューし、’60年、’62年のソビエト演奏旅行で驚異的な成功を収めた後、’67年にはパリで独奏者を兼ねた指揮者としてもデビュー。また、ゴットシャルク作品を復活させた功労者としても知られている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報