バゲールカンド(その他表記)Bhagelkhand

改訂新版 世界大百科事典 「バゲールカンド」の意味・わかりやすい解説

バゲールカンド
Bhagelkhand

インド北部,ウッタル・プラデーシュ州南東端とマディヤ・プラデーシュ州北端部にまたがる地方名。地名は13世紀にここに定着したラージプート族のバゲーラ氏族に由来する。ほぼソーン川水系の上流域にあたり,ヤムナー川沿いの平原からカイムール山脈を経てデカン高原へ至る漸移地帯を占める。地形は山がちで,標高600m以下の階段状に高まっていくデカン高原の前山とその間の開析された盆地群からなる。もとは森林に覆われ,非ヒンドゥー教徒の部族民の居住地帯であったが,17~18世紀に北方から農業入植が進みヒンドゥー化された。英領時代にはレワーほかの藩王国が存続した。
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