バスタルナエ族(読み)バスタルナエぞく(その他表記)Bastarnae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バスタルナエ族」の意味・わかりやすい解説

バスタルナエ族
バスタルナエぞく
Bastarnae

ヘレニズム,古代ローマ時代,カルパチア山地東部のドニエステル川上流からドナウ川流域にいたゲルマンの有力な部族マケドニアフィリッポス5世ポントスミトラダテス6世もとでローマと戦った。前 29年ローマに大敗し,その支配下に入ったが,3世紀に再びローマに反抗し,ドナウ南方に移住した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む