バターノキ(その他表記)Butyrospermum parkii; shea butter tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バターノキ」の意味・わかりやすい解説

バターノキ
Butyrospermum parkii; shea butter tree

アカテツ科高木で,シェアバターノキともいう。熱帯アフリカ原産。特にスーダンの西海岸に多い。高さ 20m内外,幹の直径 1.5~1.8mに達する。葉は大型で光沢のある緑色。果実はモモ程度の大きさで,やや細長く,甘い果肉と硬い種子から成る。種子に帯緑黄色のバター様の脂肪を含み,重要な食料とされ,ヨーロッパでも料理用の脂肪として使われる。材は堅く耐久力が強く,シロアリの害に強いので建築用材に使われる。なおバターノキと呼ばれるものは,このほかに同科の Bassia butyracea (ネパール,インド産) ,B. latifolia (ベンガル産) ,またオトギリソウ科Pentadesma butyracea (熱帯アフリカ西部産) などがあり,いずれも種子から有用な脂肪分をとる。

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