バドガオン(読み)ばどがおん(その他表記)Bhadgaon

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バドガオン」の意味・わかりやすい解説

バドガオン
ばどがおん
Bhadgaon

ネパール中部、カトマンズ盆地にある古都。バクタプルBhaktapurともいう。カトマンズの東方11キロメートルに位置し、トロリーバスが通じる。人口7万2543(2001)。中世のマッラ三王国の一つで、アナンダ・マッラによって建設された。市内にダルバール広場や55の窓をもつ宮殿、ニャタポラ、ダッタトラヤなどの寺院が、ネワール建築の粋(すい)を示す。さらに街の家々は木彫りで飾られ、街全体が生きた博物館でもある。陶器の壺(つぼ)づくりの町としても有名。

[高山龍三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バドガオン」の意味・わかりやすい解説

バドガオン

「バクタプール」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android