旺文社世界史事典 三訂版 「バヤジット」の解説
バヤジット(1世)
Bayazit Ⅰ
オスマン帝国の第4代スルタン(在位1389〜1402)。「雷光」と呼ばれた
ヨーロッパ勢力と対決し,1396年のニコポリスの戦いでハンガリー王ジギスムントを中心とするヨーロッパ連合軍を破り,バルカン一帯を征圧。ハンガリー辺境・エーゲ諸島をも征服してビザンツ帝国を圧迫したが,1402年アンカラの戦いでティムールに敗れて捕らえられ,翌年死んだ。
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