ばらり‐ずん
- 〘 副詞 〙 ( 「はらりずん」とも。多く「と」を伴って用いる )
- ① 一刀のもとに斬り落とすさまを表わす。ばっさり。
- [初出の実例]「ゆむでのかたからめてのちの下へはらりつむときった」(出典:幸若・夜討曾我(室町末‐近世初))
- ② ばらりと勢いよく垂れ下がるさまを表わす。
- [初出の実例]「おまけに髪の毛が縮れて居ぬゆゑ、若しバラリズンと垂た時には」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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