バランジェロ石(読み)バランジェロせき

最新 地学事典 「バランジェロ石」の解説

バランジェロせき
バランジェロ石

balangeroite

化学組成(Mg, Fe, Mn)42Si16O54OH40鉱物。1Aと2Mポリタイプがある。三斜晶系(1A)は空間群,格子定数a0.9602nm, b1.3891, c1.4012, α86.99°,β76.79°,γ76.67°,単位格子中1分子含む。単斜晶系(2M)は,空間群P2/m,格子定数a1.9179nm, b0.9601, c1.9218, β90.52°,単位格子中2分子含む。褐色,脂肪ないしガラス光沢c軸方向にのびた繊維状硬度は繊維状のため未決定,比重2.980。光学的二軸性記号未決定。屈折率は一つの値n1.680以外は未決定。ただし複屈折は非常に低い。1983年イタリアPiedmont地方Lanzo Valleyに露出するBalangero蛇紋岩体中に繊維蛇紋石と共存して発見,産地にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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