バレエ・ダクシオン(その他表記)ballet d'action

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バレエ・ダクシオン」の意味・わかりやすい解説

バレエ・ダクシオン
ballet d'action

一貫した演劇的な筋立てで構成されるバレエをいう。起承転結,三一致の演劇法則にのっとり,台本音楽美術演出,振付すべてが,その筋立てに沿って制作される。 18世紀の舞踊家 J.ノベールが創案し,のちに V.ヒルフェルディンク,G.アンジョリーニ,J.ドベルバルらに引継がれ劇舞踊としてのバレエを確立した。踊りを組曲化したバレエ・ディベルティスマンや踊りの華麗さだけを目的としたバレエ・スペクタクルとは本質的に異なる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む