1955年4月、インドネシアのバンドンで開かれた「アジア・アフリカ(AA)会議」の通称。日本など29カ国(総人口約14億)が参加し「人類史上初の有色人種による大陸間会議」(当時のスカルノ・インドネシア大統領)となった。
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「アジア=アフリカ会議」のページをご覧ください。
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…1955年4月18~24日にインドネシアのバンドンで開催されたアジア,アフリカ諸国の政府レベルの会議。バンドン会議あるいはAA会議ともいう。平和地域を拡大し東西間の緊張を積極的に緩和することを目指して,セイロン(現,スリランカ),インド,パキスタン,インドネシア,ビルマ(現,ミャンマー)の〈コロンボ・グループ〉が招請したこの会議は,日本,中国を含むアジア15ヵ国,中東8ヵ国,アフリカ6ヵ国,計29ヵ国の正式参加をえ,反帝国主義・反植民地主義を基調としてアジア・アフリカの連帯を強めるのに貢献した。…
…55年には最初の総選挙が実施され,国民党,マシュミ党,ナフダトゥル・ウラマ党,共産党の4政党が主要な政党として国民の支持を集めた。またこの年,中国,インドをはじめとする史上初のアジア・アフリカ会議が29ヵ国出席のもとにバンドンで開かれ,自由独立・平等互恵の〈バンドン精神〉(バンドン会議)が新興諸国間で広く承認された。 しかし50年代において政党政治は不安定であり,経済建設をはじめとする課題を解決しえないことが露呈されていった。…
※「バンドン会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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