デジタル大辞泉 「バートライヘンハル」の意味・読み・例文・類語 バート‐ライヘンハル(Bad Reichenhall) ドイツ南東部、バイエルン州の都市。ザーラッハ川沿いに位置し、オーストリアとの国境に近い。古くから鉱泉を湧出し、中世に修道院による製塩が行われた。19世紀より温泉保養地として知られるようになった。バートライヒェンハル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「バートライヘンハル」の意味・わかりやすい解説 バート・ライヘンハルばーとらいへんはるBad Reichenhall ドイツ南東部、バイエルン州、オーストリアとの国境近くにある都市。人口1万6700(1991)。単にライヘンハルともいう。鉱泉に恵まれ、この町はその利用によって発展してきた。町の名称も塩泉に由来する。塩泉は先史時代から利用されていたが、7世紀以降、多くの修道院の開発によって塩の生産地になった。町はザーラッハ川に沿って立地し、周囲を美しい山に囲まれていることもあって、19世紀中ごろ以降、保養地として知られるようになった。町にはクアハウス(温泉保養会館)など、多くの保養・療養施設がある。[石井英也] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例