ぱかぱか

精選版 日本国語大辞典 「ぱかぱか」の意味・読み・例文・類語

ぱか‐ぱか

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 馬のかろやかに歩む蹄(ひづめ)の音を表わす語。
※土(1910)〈長塚節〉一四「ぱかぱかぱかぱかと蹄に傚うて拍子取った響を立てながら」
② 目、口などが大きく開くさまを表わす語。
※少年行(1907)〈中村星湖〉六「目をパカパカ開いてて柔順(おとな)しい事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ぱかぱか」の意味・読み・例文・類語

ぱか‐ぱか

[副]
馬が軽やかに歩むときの、ひづめが鳴る音。「馬がぱかぱか(と)歩く」
隙間ができていて、ぴったり合わないさま。「大きすぎてぱかぱかの靴」
閉じているものを繰り返し開くさま。「携帯電話ぱかぱか(と)開け閉めする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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