柔順(読み)ジュウジュン

デジタル大辞泉 「柔順」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐じゅん〔ジウ‐〕【柔順】

[名・形動]性質態度などがすなおでおとなしいこと。また、そのさま。温順。「素朴で柔順な人々」
[派生]じゅうじゅんさ[名]
[類語]内気弱気引っ込み思案気弱内弁慶陰弁慶臆病大人しいこわがり小心小胆怯懦怯弱意気地なし小心翼翼弱腰薄弱惰弱柔弱軟弱優柔不断やわやわ弱弱しい女女しい弱音を吐く・音を上げる悲鳴を上げる・気が弱い腰が弱い煮え切らない肝が小さい・肝っ玉が小さい・温順従順温柔温良順良素直穏和おだやか物静かおとなしやか控えめ優しい内向的人見知りしんねりむっつりシャイ心静か安らか安穏のどか悠長悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのんびり屈託無い自然体のんどりしなやかしとやかなよやかなよなよしっとり物柔らか静静しずしずソフトおっとり婉然えんぜんしおらしい閑語たおやかナイーブ心優しい柔和温雅鷹揚おうよう静心しずこころ従容しょうよう悠悠閑閑おおどかつつましい奥ゆかしい泰然自若平静冷静しみじみしっぽりしんみり静まる温顔温容春風駘蕩たいとう穏便粛粛静謐せいひつ静粛

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精選版 日本国語大辞典 「柔順」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐じゅんジウ‥【柔順】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 性格、態度がおとなしくてすなおなこと。ものやわらかで逆らわないこと。また、そのさま。従順。
    1. [初出の実例]「範弁者、学窓聚雪而積年、文場拾蛍而累日、其上柔順」(出典勘仲記‐弘安六年(1283)冬・紙背(平等院堂僧等挙状))
    2. 「柔順ばかりで首らに居るもわるいぞ」(出典:土井本周易抄(1477)一)
    3. [その他の文献]〔易経‐坤卦〕

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普及版 字通 「柔順」の読み・字形・画数・意味

【柔順】じゆうじゆん

すなお。

字通「柔」の項目を見る

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