最新 地学事典 「パキディスクス」の解説
パキディスクス
学◆Pachydiscus
白亜紀のアンモナイト類,アンモナイト亜目パキディスクス科の模式属。螺環は高く幅狭い。断面は卵形ないし両側面が平らである。肋は臍(へそ)のまわりの短肋と腹側縁の肋とに分化。世界的分布を示し,Campanian~Maastrichtian。スペインのビスケー湾地方では,白亜紀末まで存続したアンモナイト類7属8種のうちの1属2種を占めている。日本の白亜系では,上部Campanianの上部~Maastrichtian上部までの4~5帯の示帯化石とされている。
執筆者:小畠 郁生・平野 弘道
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

