ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パシグ」の意味・わかりやすい解説 パシグPasig フィリピン,ルソン島中部,首都マニラ東部の地区。マニラ湾とバイ湖を結ぶパシグ川にマリキナ川が流入する地点に発達した町で,イスラム時代から水運の要衝として水上生活者の船の碇泊地であった。水運が衰退したのちも,マニラ近郊の重要な市場町で,米,果物などを集散。都市化が進行し,1975年首都に編入された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報