精選版 日本国語大辞典 「ぱっぱっと」の意味・読み・例文・類語 ぱっぱっ‐と 〘 副詞 〙① =ぱっぱと①[初出の実例]「漢楚やら三国志やら聞はづり〈竹阿〉 ぱっぱっと伽羅をくれる撥髪〈斑象〉」(出典:俳諧・続五色墨(1751))② =ぱっぱと②[初出の実例]「身投の噂などぱっぱっと咄し」(出典:滑稽本・古朽木(1780))③ =ぱっぱと③[初出の実例]「ぱっぱっと、燃ゆる音」(出典:日本橋(1914)〈泉鏡花〉六五)④ =ぱっぱと④[初出の実例]「塵を風が吹ば、はっはっと揚るやうなぞ」(出典:日本書紀兼倶抄(1481)上)⑤ =はっぱと[初出の実例]「酒の上の沫の如レ雲なるを、自撥てあれば、香がはっはっとする程に」(出典:四河入海(17C前)一三)ぱっぱっとの補助注記⑤の例は「はっぱっと」の可能性もある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例