ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パデータヤーザー」の意味・わかりやすい解説
パデータヤーザー
Padethayaza
[没]1754. ラングーン,シリアム
ビルマ (現ミャンマー) ,ニャウンヤン時代の文人。本名未詳。多くのピョ,エージン (ともに韻文の一形式) ,古典歌謡のほか,ピャザッ (戯曲) 『紅玉の眼の飛馬』 Maniketを書いた。ヒンドゥー説話をもとにして書かれたピョ『天女トゥーザー』 Thuza (1741) は,みやびやかな言葉づかいにより,とりわけ有名である。晩年は,モン族のハンタワディ国に拉致された王に従い,のちシリアムで客死した。
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