ギリシア南部、ペロポネソス半島北西部、パトレー湾の南東岸に位置する港湾都市。アカイア県の県都。パトラスPatrasともいう。人口16万3446(2001)。首都アテネ、テッサロニキに次ぐギリシア第三の都市。古代からギリシアと西方とを結ぶ海上交易上の要衝とされた。現在は貿易港として干しブドウ、オリーブ油、ワイン、羊皮などを輸出するほか、タイヤその他の工業も発達している。独立戦争では最初にオスマン帝国に対して立ち上がった町で、戦争中に焼き払われたが、1828年に再建された。ビザンティン、ベネチア、オスマン帝国各時代の砦(とりで)や、古代の繁栄を伝えるアクロポリスとローマ時代のオデオンの遺跡がある。
[真下とも子]
乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...