化学辞典 第2版 「パラローザニリン塩酸塩」の解説
パラローザニリン塩酸塩
パラローザニリンエンサンエン
pararosaniline hydrochloride
C19H18ClN3(323.83).C.I.Basic Red 9,パラフクシンともいう.4,4′-ジアミノジフェニルメタンをアニリン塩酸塩と塩化鉄(Ⅲ)とともにニトロベンゼン中170 ℃ に数時間加熱すると得られる.金属光沢をもつ淡緑色の結晶.水,エタノールに易溶.絹・羊毛・アクリル・木綿用赤色染料,生体染色や二酸化硫黄の微量分析に用いられる.[CAS 569-61-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報