現代外国人名録2016 「パロマピカソ」の解説
パロマ ピカソ
Paloma Picasso
- 職業・肩書
- ジュエリーデザイナー
- 生年月日
- 1949年4月19日
- 出生地
- フランス・パリ
- 学歴
- ジュエリー・スクール
- 受賞
- 米国ファッション・デザイナーズ協会アクセサリー部門大賞〔1990年〕
- 経歴
- スペイン人画家パブロ・ピカソの末娘で、母はフランス人画家フランソワーズ・ジロー。15歳で絵を描くのをやめ、20歳で宝石製作の学校に入学したのを機に宝石デザインを始める。1976年アルゼンチンの作家、ラファエル・ロペス・サンチェスと結婚、夫の革新的な考えに多くの影響を受け、本格的に宝石デザインに没頭。サン・ローランのためのアクセサリーでファッション界にデビュー。’80年ティファニー社と契約、宝石デザインを手がけ、脚光をあびる。夫とともにロペス・キャンビル社を設立、“パロマ・ピカソ”のブランド名で、アクセサリー、バッグ、香水などを発表、ニューヨークを拠点に2人で5億ポンド(約950億円)といわれる資産を築いた。英語、スペイン語、フランス語、イタリア語に堪能。’90年東京・銀座に直営店をオープンするため来日。’95年夫と別れ、ニューヨークからロンドンに移住。父ピカソの残した作品7000点のうち2000点を相続していることもあり、英国史上最大の離婚訴訟として注目された。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報