最新 地学事典 「パン地向斜」の解説
パンちこうしゃ
パン地向斜
pan-geosyncline
V.V.Beloussov(1947)は,始生代には地殻全体が可動的で,安定な台地は存在せず,激しい隆起地域と沈降地域のある地向斜状態であったとし,これをパン地向斜(汎地向斜)と呼んだ。この地向斜的段階は長く続いた。原生代には広大な地向斜の中に小さい台地が存在した。リフェアンにはシアルは最大に広がって,パンプラットフォームをつくった。それはその後,地向斜によって分けられて,現在のような台地(大陸地域)になったという。参考文献:J.Aubouin(1965) Geosynclines, Elsevier
執筆者:清水 大吉郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

