ひじる(読み)ヒジル

デジタル大辞泉 「ひじる」の意味・読み・例文・類語

ひじ・る〔ひぢる〕

[動ラ四]盗む。奪う。
「この金を那智若衆めに…―・り取らりょと致した」〈浄・千本桜
[補説]歴史的仮名づかいを「ひぢる」とする根拠未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ひじる」の意味・読み・例文・類語

ひじ・るひぢる

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 歴史的かなづかいは、通常「ひぢる」とするが、根拠未詳 ) うばい取る。盗み取る。
    1. [初出の実例]「おのりゃちょこちょこ腰な物ひぢるな」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)一)

ひじ・るひぢる

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ゆがむ。曲がる。
    1. [初出の実例]「ユガミ figitta(ヒヂッタ) キヂャ。シモ(下)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む