ヒステリシス曲線(読み)ヒステリシスきょくせん

最新 地学事典 「ヒステリシス曲線」の解説

ヒステリシスきょくせん
ヒステリシス曲線

hysteresis loop

岩石の変形実験において,応力を減少させるときと増加させるときの応力─歪み曲線は必ずしも一致しない。すなわちグラフ上の両曲線間にある面積を生ずる。こうした応力─歪み曲線をヒステリシス曲線と呼ぶ。また,このとき応力を0にしても永久歪みが残り,これを除去するには逆向きの応力を加えなければならない。この現象がヒステリシスで,岩石がフック弾性体でない証拠一つである。磁化履歴曲線をヒステリシス曲線と呼ぶこともある。

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参照項目:磁化履歴曲線

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 林田 加藤

世界大百科事典(旧版)内のヒステリシス曲線の言及

【ヒステリシス】より

…強磁性体におけるヒステリシスは磁気ヒステリシスと呼ばれるが,単にヒステリシスといえば磁気ヒステリシスを指すことが多い。 曲線ABCDEFAをヒステリシス環線,ヒステリシスループあるいはヒステリシス曲線という。ヒステリシス環線の囲む面積は,磁化を一周変化させる間に磁場のする仕事を表し,これは強磁性体の単位体積当りに発生する熱量に等しい。…

※「ヒステリシス曲線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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