永久(読み)エイキュウ

  • えいきゅう ‥キウ
  • えいきゅう〔キウ〕
  • 年号

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]いつまでも限りなく続くこと。また、そのさま。「永久に平和を守る」「永久不変」
平安後期、鳥羽天皇の時の年号。1113年7月13日~1118年4月3日。

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日本の元号がわかる事典の解説

日本の元号(年号)。平安時代の1113年から1118年まで、鳥羽(とば)天皇の代の元号。前元号は天永(てんえい)。次元号は元永(げんえい)。1113年(天永4年)7月13日改元。天変、戦乱、伝染病などの凶事を断ち切るために行われた(災異改元)。命名の出典は不詳。この頃、都では寺僧の強訴(ごうそ)が相次ぎ、また延暦(えんりゃく)寺、興福(こうふく)寺、園城(おんじょう)寺などの僧兵が互いに激しく争っていた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘名〙 (形動)
① (━する) 長い間。物事が長い間続くこと。また、そのさま。
※曾我物語(南北朝頃)三「位をゑいきうにたもち給ふと申しつたへて候」
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)八「八の数を以て、永久(エイキウ)の嘉瑞とし、もののめでたき極位(ごくゐ)(と)する事は」
※西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初「此政治は天地と共に永久すべし」 〔詩経‐小雅・六月〕
② ある状態が時間的に無限に続くこと。また、そのさま。永遠。永劫。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
※悪魔(1903)〈国木田独歩〉八「彼の名は今以て世間に聞えない。恐らく永久(エイキウ)に聞えないだらう」
[2] 平安時代、鳥羽天皇の代の年号。東大寺、興福寺の僧徒の騒動や火災、悪疫流行などの不吉な事件が続いたため天永四年(一一一三)七月一三日改元。永久六年(一一一八)四月三日に至り次の元永に代わる。白河上皇の院政時代にあたる。出典は「詩経‐小雅・南有嘉魚之什」の「吉甫燕喜、既多受祉、来帰自一レ鎬、我行永久」、「蔡邕議」の「其設不戦之計、守禦之固者、皆社稷之臣、永久之策也」など。

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