普及版 字通 「ヒツ・ただしい」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] ただしい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は必(ひつ)。〔説文〕八上に「威儀なり。~詩に曰く、威儀たり」と〔詩、小雅、賓之初〕の句を引く。今本に「」に作り、〔伝〕に「は(せつまん)なり」とあり、〔説文〕は〔三家詩〕による。〔詩〕は「其の未だはざるときは 威儀抑抑(よくよく)たり 曰(ここ)ににへば 威儀たり 是れ曰ににへば 其の秩を知らず」という。はいささかの酔態をいう語。いずれも形況の語である。
[訓義]
1. ただしい。
2. みちる、みちならぶ。
3. (ひつ)に通じ、みだれる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ミツ・ヲソル 〔字鏡集〕 ミテリ・ミツ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報