最新 地学事典 「ヒッパリオン類」の解説
ヒッパリオンるい
ヒッパリオン類
学◆Hipparionini
哺乳綱奇蹄目ウマ科ヒッパリオン族。三趾(し)馬とも。中新世後期から更新世前期の,北米・中米・ユーラシア・アフリカに分布。Cormohipparion・Hipparion・Neohipparion・Nannippusなどの属が含まれる。四肢は細長く3指性だが,中央の第三指が体重を主に支えていた。頬歯(きようし)は,高歯冠でエナメル褶曲が発達し,プロトコーンが分離する。数回にわたる北米から旧世界への移入や,各地域での放散が,哺乳類化石層序や古環境の復元に有用な指標となっている。
執筆者:亀井 節夫・仲谷 英夫・渡部 真人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

