普及版 字通 「ヒツ・ひちりき」の読み・字形・画数・意味
16画
(異体字)
15画
[字訓] ひちりき
[説文解字]
[字形] 形声
正字は、(はい)に従い、声。に参差(しんし)不斉の意がある。〔説文〕四下に「羌(きやう)人吹くの角(かくとひつ)なり。以て馬をかすなり。角に從ひ、聲なり。は古(はい)の字なり」とあり、羌人の用いる角笛。はの誤った字形であるが、「発」「沸」「栗」など、その字を用いることが多い。
[訓義]
1. ひちりき。
2. 勢いよくふきでるようなさまをいう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕・ 羌人の吹く角なり。クスヌク 〔立〕 ツノノフエ
[熟語]
発▶・沸▶・栗▶・篥▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報