ヒノキシダ(読み)ヒノキシダ(その他表記)Asplenium prolongatum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒノキシダ」の意味・わかりやすい解説

ヒノキシダ(檜羊歯)
ヒノキシダ
Asplenium prolongatum

チャセンシダ科の常緑性シダ植物。山地林下の湿った岩上に着生し,日本の中部地方から九州および中国大陸からインドにかけて分布する。根茎は斜上し,葉柄基部とともに披針形褐色鱗片をもつ。葉は長さ 30cm前後で,葉身は2回羽状,葉軸は長く伸びて,先端無性芽をつける。胞子嚢群小羽片内側の縁寄りにつき,包膜でおおわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む