最新 地学事典 「ヒボリテス」の解説
ヒボリテス
学◆Hibolithes
軟体動物門頭足綱鞘形亜綱ベレムナイト目の一属。ジュラ紀中期~白亜紀前期。鞘は長くのび,条線が発達し,腹面の溝は前縁から多少なりとも遠くまでのびる。閉錐を収める空間は鞘の長さの1/4を占める。H.hastatusはヨーロッパ・アフリカ・インド・マダガスカルのBathonian~Oxfordianから産する。日本からは,類縁属Neohibolithesが岩手県の下部白亜系宮古層群から記載され,酸素同位体比の測定から平均海水温が18℃と推定されている。
執筆者:棚部 一成・小畠 郁生
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

